■症状の詳細
長年、右側に慢性的な腰痛を抱えていましたが、2026年1月に重い荷物を持ち上げた際、急激なぎっくり腰を発症。力が抜けるような鋭い痛みが走り、直立や歩行が困難な状態でご来院されました。
過去にもぎっくり腰を数回繰り返しており、慢性化している状態でした。
■お客様の目的
繰り返す痛みによって仕事に支障が出ることを防ぎたいという強い想いがありました。また「このままでは将来歩けなくなるのではないか」という不安を抱えておられ、対症療法ではなく根本的な改善を希望。趣味の運動を再開できる身体づくりを目標とされていました。
■検査
姿勢分析では体幹が右側へ大きく傾き、右腰部と股関節に過度な荷重がかかっている状態でした。
骨盤は右側がPI(後方変位)し、土台の歪みが腰椎への負担を増大させていると推測。腸腰筋(インナーマッスル)および腰方形筋に著しい筋緊張(スパズム)を確認しました。
SLRを含む神経学的テストは陰性であり、重度の筋筋膜性腰痛および骨盤の歪みによる可動域制限と判断しました。
■施術内容と経過
除痛期(初診〜6回)
まずは動ける状態にすることを優先し、深層部の炎症と筋緊張を抑えるハイボルト療法を実施。来院時ペインスケール10であった痛みは3まで早期に軽減しました。
矯正期(6〜8回)
骨盤のPI(後方変位)を整えるため、トムソンベッドにて骨格矯正を実施。さらにインパクト(振動機器)を用いて関節の微細なズレを調整しました。鍼灸およびマッサージも併用し血流改善を図り、痛みは2まで低下しました。
定着・強化期(8〜10回)
整った骨格を維持するため、インナーマッスルの強化を重点的に実施。反り腰と右傾きが改善し、正しい姿勢が定着しました。
■結果
約10回の施術でぎっくり腰の急性痛は消失し、長年悩んでいた右側の慢性腰痛もほぼ改善しました。
「将来への不安が消え、また全力で運動ができる」と自信を取り戻され、現在はメンテナンスとパフォーマンス向上を目的に通院を継続されています。