■主訴
右膝痛
■症状の詳細
医療機関にて右膝内側半月板損傷と診断。
階段の上り下り、長時間歩行後、屈伸動作で痛みが強く出現していました。
外出後に痛みが増強することが多く、活動量を減らすようになり、「出かけること自体が不安」という状態でした。
■お客様の目的
・履きたい靴を履いて外出できるようになりたい
・外出後も痛みが出ない身体をつくりたい
■評価
右骨盤前傾を認め、荷重時に左右差が顕著。
右膝に前方ストレスが強くかかっている状態でした。
大腿四頭筋優位の動作パターンにより、右内側半月板への負担が増大。
さらに、
・股関節内旋・外旋可動域制限
・足関節背屈制限
・アキレス腱の柔軟性低下
を確認しました。
膝単独の問題ではなく、骨盤・股関節・足関節の連動不良が関与していると判断しました。
■施術内容と経過
【初期】
ハイボルト療法にて疼痛コントロールを実施。
伏在神経、裂隙部、中殿筋、前脛骨筋へアプローチ。
あわせて、
・股関節内旋/外旋モビライゼーション
・骨盤後方へのアジャスト
・足関節背屈可動域の改善
・アキレス腱の柔軟性向上
・右大腿四頭筋、前脛骨筋、脊柱起立筋のリリース
を行い、下肢全体のアライメントを再構築しました。
1か月目~3か月目でペインスケール8→3まで改善。
【中期以降】
3か月目よりEMSを導入。
大腿四頭筋だけでなく、内転筋・腸腰筋を強化し、荷重バランスを修正。
「膝で支える」状態から「股関節で支える」動作へ再教育を行いました。
■現在の状態
現在はペインスケール1以下。
長時間歩行後も痛みの増悪はみられていません。
膝だけでなく、骨盤・股関節・足関節の連動を整えることで、内側半月板へのストレスを軽減。
外出を楽しめる状態を維持しながら、再発予防を目的としたケアを継続されています。
「出かけることが怖くなくなった」というお声をいただいている症例です。