■症状の詳細
腰部脊柱管狭窄症の既往があり、以前から腰と股関節に違和感を抱えておられました。
股関節の痛みを何とか自力で改善しようと、ジムでの筋力トレーニングやスタジオプログラムに積極的に参加。しかし徐々に痛みが強くなり、歩行時にも支障が出る状態で来院されました。
特に
・歩き始めの股関節の痛み
・屈む動作での詰まり感
・運動後の痛みの増悪
が顕著でした。
■お客様の目的
・大好きなジム通いを続けたい
・週2〜3回のパート勤務を痛みなく続けたい
・将来歩けなくなる不安をなくしたい
痛みを取り除くだけでなく、「この先も動ける身体」をつくりたいという強い想いをお持ちでした。
■検査
【可動域】
股関節屈曲が著しく制限。
深屈曲(胸に膝を近づける動き)および外旋動作で鋭い痛みを確認。
【姿勢・骨格】
狭窄症の影響もあり、骨盤前傾が強い反り腰傾向。
股関節前方(鼠径部)へ圧縮ストレスが集中している状態でした。
【筋肉】
腸腰筋・中殿筋の強い緊張。
自己流スクワットにより炎症が助長されていた可能性が高いと判断しました。
■施術内容と経過
【炎症抑制期】
まずは悪化要因となっていたハードな運動を一時休止。
ハイボルテージ療法と手技により股関節周囲の炎症と筋緊張を緩和。
早期に歩行時痛が軽減しました。
【アライメント調整期】
骨盤のゆがみを整え、股関節が正しい位置で動けるスペースを確保。
屈曲時の詰まり感が改善し、可動域が徐々に回復しました。
【動作再教育期】
狭窄症に負担をかけにくいフォームへ修正。
・正しいスクワット動作の指導
・股関節主導の動きの再教育
・負担をかけないストレッチ方法の提案
痛みを「取る」だけでなく、「出にくい身体」へ段階的に移行しました。
■現在の状態
股関節の痛みは消失。
制限されていた屈曲・外旋動作もスムーズに可能となりました。
ジムでの運動も再開され、「以前より体が軽い」との実感あり。
週2〜3回のパート勤務も問題なく継続されています。
脊柱管狭窄症という基礎疾患があるため、今後も無理な負荷は避けながら、現在はメンテナンスを継続中です。
「専門家に任せて本当に良かった」とのお言葉をいただいている症例です。