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側弯症 腰痛は関係ある?原因・セルフケア・受診の目安まで徹底解説

①側弯症とは?腰痛との関係をわかりやすく解説

「側弯症と腰痛って関係あるの?」と疑問に思っている方は少なくありません。

実際に、側弯症がある方の中には腰の痛みやだるさを感じるケースがあります。一方で、背骨が曲がっていても痛みがまったくない方もいるため、「側弯症=腰痛」と単純に考えられないのが特徴です。

側弯症とは、背骨が左右に弯曲しながらねじれを伴う状態を指すと言われています。特に成長期に見つかることが多く、学校検診で初めて気付く方も少なくありません。

背骨が曲がると体のバランスが崩れやすくなります。その結果、左右どちらかの筋肉に負担が集中したり、骨盤の傾きが生じたりすることで腰にストレスがかかる場合があると言われています。

ただし、側弯症がある方すべてに腰痛が現れるわけではありません。弯曲の程度や生活習慣、筋力の状態などによって症状の出方は大きく異なると考えられています。

そのため、「腰が痛いから側弯症が原因」と決めつけるのではなく、まずは側弯症の特徴や腰痛との関係を正しく理解することが大切です。

側弯症とは背骨が左右に曲がる状態

患者さんから「猫背と側弯症は同じですか?」と聞かれることがありますが、実は少し違います。

猫背は背中が丸くなる状態を指しますが、側弯症は背骨が左右に曲がりながらねじれを伴う状態と言われています。

正常な背骨を後ろから見るとほぼ真っすぐですが、側弯症の場合はアルファベットの「S字」や「C字」のように弯曲して見えることがあります。また、肩の高さが違ったり、ウエストラインに左右差が出たりするケースも見られます。

特に成長期の子どもに多く見られる症状として知られていますが、大人になってから加齢や姿勢の影響で起こる場合もあるようです。

見た目の変化だけでなく、体のバランスが崩れることで筋肉や関節に負担がかかりやすくなると言われています。

機能性側弯症と構築性側弯症の違い

側弯症には大きく分けて「機能性側弯症」と「構築性側弯症」があると言われています。

機能性側弯症は、姿勢のクセや筋肉のアンバランス、脚の長さの違いなどが原因で一時的に背骨が曲がる状態です。原因が改善されると、弯曲が軽減する可能性があるとされています。

一方、構築性側弯症は背骨そのものに変形やねじれが生じている状態です。特発性側弯症もこの分類に含まれ、成長期に発症することが多いと言われています。

どちらのタイプなのかによって必要な対応も異なるため、自己判断せず状態を把握することが重要になります。

側弯症で腰痛が起こる理由

では、なぜ側弯症で腰痛が起こるのでしょうか。

一番大きな理由として考えられているのが、体の重心バランスの乱れです。

背骨が左右に曲がると、体を支える筋肉の使い方にも偏りが生じます。すると片側の筋肉ばかりが頑張る状態になり、疲労が蓄積しやすくなると言われています。

また、骨盤が傾くことで腰椎や椎間板に負担が集中する場合もあります。長時間のデスクワークや立ち仕事を続けると、こうした負担がさらに強くなる可能性も考えられます。

「夕方になると腰が重い」「片側だけ痛む」といった症状が見られる方は、体のバランスが影響しているケースもあるようです。

必ずしも全員が腰痛になるわけではない

ここで知っておきたいのが、側弯症があっても腰痛が出ない方も多いという点です。

実際には弯曲の角度が大きくても痛みを感じない方もいますし、反対に軽度の側弯でも腰痛を訴える方もいると言われています。

これは、背骨の状態だけでなく筋力や柔軟性、運動習慣、仕事環境など複数の要因が関係しているためと考えられています。

そのため、「側弯症だから必ず腰痛になる」「腰痛があるから側弯症が原因」と決めつけることは難しいようです。

大切なのは痛みの有無だけを見るのではなく、普段の姿勢や体の使い方にも目を向けることです。腰痛が長く続く場合や日常生活に支障が出ている場合は、早めに専門家へ相談することが大切と言われています。

②側弯症で腰痛が起こる主な原因

「側弯症があるとなぜ腰が痛くなるのですか?」

このような質問を受けることがあります。実は、側弯症そのものが痛みを発生させるというよりも、背骨の弯曲によって体のバランスが崩れ、さまざまな部分へ負担がかかることが関係していると言われています。

本来、背骨や骨盤は体を効率よく支えるためにバランスよく配置されています。しかし側弯症によって左右差が生じると、筋肉や関節の一部に負担が集中しやすくなるようです。

「片側だけ腰が重い」「長時間立つと腰がつらい」「夕方になると痛みが強くなる」といった症状も、こうした体のアンバランスが影響している場合があると言われています。

腰痛の原因は一つではありません。骨盤の傾きや筋肉の使い方、日常の姿勢など複数の要因が重なり合って症状につながるケースも少なくないようです。

骨盤の傾きによる負担

患者さんの中には、「左右のズボンの裾の長さが違う気がする」という方もいます。

側弯症では背骨の弯曲に伴って骨盤が傾くことがあると言われています。すると左右の足への体重のかかり方に差が生まれ、一方の腰ばかりに負担が集中しやすくなるようです。

骨盤は体の土台とも言われる部分です。その土台が傾くことで、腰まわりの筋肉が常にバランスを取ろうと働き続けるため、疲労が蓄積しやすくなると考えられています。

筋肉の左右バランスの乱れ

側弯症の特徴の一つに、左右の筋肉の使われ方に差が出やすいことがあります。

例えば、背骨が右側へ弯曲している場合は、片側の筋肉が引き伸ばされ、反対側の筋肉は縮んだ状態になりやすいと言われています。

その結果、「いつも同じ場所が張る」「片側だけだるさを感じる」といった状態につながる場合もあるようです。

筋肉のアンバランスが続くと腰まわりへの負担も大きくなるため、腰痛の一因になることがあると考えられています。

姿勢の崩れによる腰へのストレス

側弯症がある方は、無意識のうちに姿勢が崩れていることがあります。

「まっすぐ立っているつもりなのに写真を見ると傾いている」というケースも珍しくありません。

体が傾くと重心の位置も変化します。その状態を補うために腰や背中の筋肉が常に働き続けるため、余計なストレスがかかると言われています。

特に長時間同じ姿勢が続くと負担が積み重なり、腰の違和感や痛みにつながる可能性があるようです。

椎間板や関節への負担増加

背骨が左右に弯曲すると、背骨の間にある椎間板や関節にも偏った力が加わりやすくなると言われています。

本来であれば均等に分散される負荷が一部分へ集中するため、腰椎周辺の組織に負担がかかることがあるようです。

特に年齢を重ねると関節や椎間板の変化も加わるため、腰痛を感じやすくなるケースも見られると言われています。

ただし症状の程度には個人差があり、必ずしも全員に痛みが現れるわけではないようです。

長時間の座り姿勢や立ち仕事

側弯症による腰痛は、日常生活の影響を受けることも少なくありません。

例えばデスクワークで長時間座り続けたり、接客業や工場勤務などで立ちっぱなしになったりすると、背骨や骨盤への負担が増えると言われています。

「朝は平気なのに夕方になると腰がつらい」という方は、この影響を受けている可能性も考えられます。

大切なのは同じ姿勢を続けないことです。こまめに立ち上がったり軽く体を動かしたりすることで、筋肉への負担を分散しやすくなると言われています。

③こんな症状は側弯症による腰痛の可能性がある

「ただの腰痛だと思っていたら、実は側弯症が関係していた」

そんなケースもあると言われています。

もちろん、腰痛にはさまざまな原因があります。しかし、側弯症によって体のバランスが崩れると、特徴的な症状が現れる場合があるようです。

例えば、腰の片側だけに痛みを感じたり、長時間立っていると疲れやすくなったりすることがあります。また、鏡で自分の姿勢を見たときに肩の高さが違って見える方もいるようです。

「最近なんとなく体が傾いている気がする」「片側だけいつも張っている」と感じる場合は、体のバランスが影響している可能性も考えられます。

ここでは、側弯症による腰痛で見られることがある代表的な症状について解説していきます。

腰の片側だけが痛む

側弯症による腰痛で比較的よく見られる特徴の一つが、左右どちらか一方だけに痛みや張りを感じることだと言われています。

背骨が左右に弯曲すると、筋肉や関節へかかる負担も均等ではなくなります。そのため、負担が集中している側に違和感や疲労感が現れやすくなるようです。

「右腰ばかり重だるい」「いつも同じ場所が痛くなる」と感じる方は、この影響を受けている可能性も考えられています。

立ち続けると腰が疲れやすい

「歩いているときは平気なのに、立ちっぱなしだと腰がつらいんです」

このような声も少なくありません。

側弯症があると、立っているだけでも体のバランスを保つために筋肉が余分に働くと言われています。その状態が長く続くことで筋肉の疲労が蓄積し、腰のだるさや重さにつながる場合があるようです。

特に接客業や調理業など立ち仕事が多い方は、夕方になるにつれて症状を感じやすくなることもあると言われています。

肩の高さや骨盤の高さが違う

側弯症では、見た目の左右差が現れることも特徴の一つと言われています。

鏡の前に立ったとき、「片方の肩が下がっている気がする」「骨盤の位置が左右で違うように見える」と感じたことはありませんか。

背骨の弯曲によって体全体のバランスが変化すると、肩や骨盤にも左右差が生じる場合があるようです。

こうした状態が続くことで腰まわりの筋肉へ負担がかかり、腰痛につながる可能性も考えられています。

前かがみで背中の左右差がある

側弯症の確認方法として知られているのが前屈時の左右差です。

前かがみになったときに背中の高さが左右で違って見える場合、背骨のねじれが関係していることがあると言われています。

ご家族から「背中が片方だけ盛り上がっているように見える」と指摘されて気付くケースもあるようです。

見た目の変化だけではなく、背骨や筋肉のバランスが崩れているサインとして現れることもあるため注意が必要と言われています。

腰痛以外に肩こりや背中の痛みもある

側弯症による影響は腰だけに現れるとは限りません。

実際には肩こりや首の張り、背中の痛みなどを同時に感じる方もいると言われています。

なぜなら、背骨が弯曲すると体全体の重心バランスが変化するためです。その結果、腰だけでなく肩や背中の筋肉も負担を受けやすくなるようです。

「腰も肩もいつも同じ側がつらい」「マッサージを受けてもすぐ戻る気がする」という場合は、姿勢や体のバランスが関係している可能性も考えられています。

気になる症状が続く場合は、一度体全体の状態を確認してもらうことも大切と言われています。

④こんな症状は側弯症による腰痛の可能性がある

「腰痛があるけれど、本当に側弯症が関係しているのかな?」

そんな疑問を持つ方もいるかもしれません。実際のところ、腰痛の原因はさまざまですが、側弯症によって体のバランスが崩れることで痛みや不調が現れるケースもあると言われています。

特に側弯症の場合は、一般的な腰痛とは少し異なる特徴が見られることがあります。例えば、片側だけに痛みが出たり、立ち続けると疲れやすくなったりすることがあるようです。また、肩や骨盤の高さに左右差が生じるケースも見られます。

さらに、腰だけではなく肩こりや背中の張りなど複数の症状を感じる方も少なくありません。

もちろん、これらの症状があるからといって必ず側弯症が原因とは限りません。しかし、いくつか当てはまる場合は体のバランスが影響している可能性も考えられるため、一度状態を確認してみることが大切と言われています。

 

腰の片側だけが痛む

「腰全体ではなく右側だけが痛いんです」

このような相談は珍しくありません。

側弯症では背骨が左右どちらかへ弯曲するため、筋肉や関節への負担も均等ではなくなると言われています。その結果、負担が集中している側に痛みや違和感が出やすくなる場合があるようです。

特に同じ側ばかりに症状が現れる場合は、姿勢や体の使い方が関係している可能性も考えられています。

立ち続けると腰が疲れやすい

側弯症による腰痛では、「立ち仕事のあとに腰が重くなる」という声もよく聞かれます。

背骨が弯曲していると、立っているだけでも体の重心を支えるために筋肉が余計に働くと言われています。その状態が続くことで疲労が蓄積し、腰のだるさにつながることがあるようです。

朝は気にならなくても、夕方になると症状が強くなる方は少なくないと言われています。

肩の高さや骨盤の高さが違う

側弯症では見た目の変化が現れる場合もあります。

鏡を見たときに「片方の肩だけ下がっている」「ズボンのウエストラインが傾いている」と感じた経験はありませんか。

これは背骨の弯曲によって体全体のバランスが変化しているためと言われています。

肩や骨盤の高さに差が生じることで腰への負担も偏りやすくなり、腰痛につながる可能性があるようです。

前かがみで背中の左右差がある

側弯症の特徴として、前かがみになったときの背中の左右差が挙げられます。

前屈した際に片側の背中が盛り上がって見えたり、高さに差が出たりすることがあると言われています。

これは背骨のねじれによって起こる現象と考えられているようです。

家族に指摘されて初めて気付くケースもあるため、気になる方は鏡などで確認してみるのも一つの方法と言われています。

腰痛以外に肩こりや背中の痛みもある

側弯症による影響は腰だけに限らないと言われています。

背骨のバランスが崩れることで、首や肩、背中の筋肉にも負担がかかりやすくなるようです。そのため、肩こりや背中の張りを同時に感じる方も少なくありません。

「腰も肩も同じ側ばかりつらい」「マッサージを受けてもすぐ戻る気がする」という場合は、体全体のバランスが関係している可能性も考えられています。

腰痛だけを見るのではなく、全身の状態を確認することが大切と言われています。

⑤改善しない場合は要注意|病院へ行く目安と来院すべき科

「側弯症による腰痛は様子を見ても大丈夫?」

このように考える方もいますが、症状によっては早めに病院へ相談したほうがよい場合もあると言われています。

特に、腰痛が長期間続いているケースや足のしびれを伴う場合は注意が必要とされています。また、歩行に影響が出たり夜間に痛みで目が覚めたりする場合は、腰以外の問題が関係している可能性も考えられるようです。

側弯症そのものだけでなく、加齢や姿勢の影響によって別の疾患が併発しているケースもあると言われています。

無理に我慢を続けるのではなく、必要に応じて医療機関へ相談することで現在の状態を把握しやすくなると考えられています。

早めに病院を来院したほうがよい症状

「ただの腰痛だと思っていたけれど、最近しびれも出てきた…」

このような場合は注意が必要と言われています。

特に、腰痛が数か月以上続いている場合や、以前より痛みが強くなっている場合は状態の確認が大切とされています。

また、足のしびれや筋力低下、歩きづらさを感じる場合は神経への影響が関係している可能性も考えられるようです。

そのほか、夜間も痛みが続く、日常生活や仕事に支障が出ているといったケースも早めの相談がすすめられています。

側弯症に関連して起こることがある病気

側弯症がある方の中には、加齢や体の負担の蓄積によって別の疾患を併発することがあると言われています。

代表的なものとしては、椎間板ヘルニアや腰部脊柱管狭窄症が挙げられます。また、変形性脊椎症によって腰の痛みや可動域の低下が起こるケースもあるようです。

さらに、坐骨神経痛によるお尻から足にかけてのしびれや痛み、骨盤バランスの変化による変形性股関節症などが関係する場合もあると言われています。

症状だけで自己判断することは難しいため、必要に応じて検査を受けることが大切と考えられています。

何科を来院すればよい?

「どこへ相談すればいいのかわからない」

そんなときは整形外科が最初の相談先として選ばれることが多いと言われています。

整形外科ではレントゲンなどを用いて骨や関節の状態を確認しやすいようです。

また、側弯の程度や脊椎の状態を詳しく確認したい場合には脊椎専門外来を案内されることもあると言われています。

痛みの軽減や体の動かし方を見直したい場合は、リハビリテーション科で運動指導を受ける方法もあるようです。

病院で行われる主な検査

病院ではまず問診が行われることが一般的です。

「いつから痛いのか」「どのような動作で症状が出るのか」といった内容を確認しながら、現在の状態を把握していくと言われています。

その後、立ち姿勢や体の傾きを確認する姿勢評価が行われる場合があります。

さらに、背骨の弯曲を確認するためにレントゲン検査が実施されることも多いようです。必要に応じてMRI検査や神経学的検査が追加され、神経や椎間板の状態を詳しく調べるケースもあると言われています。

専門家へ相談するメリット

側弯症による腰痛は、人によって原因や症状の現れ方が異なると言われています。

そのため、専門家へ相談することで現在の状態を客観的に確認しやすくなるようです。

例えば、腰痛の原因が側弯症によるものなのか、それとも別の疾患が関係しているのかを整理するきっかけになる場合があります。

また、側弯の進行状況を確認したり、自分に合った運動方法や日常生活の注意点についてアドバイスを受けたりできることもメリットの一つと言われています。

将来的な負担の増加を防ぐためにも、気になる症状が続く場合は早めに相談することが大切と考えられています。

監修者情報

大島 景太

心身堂鍼灸整骨院・整体院グループ代表

大島 景太(おおしま けいた)

  • 国家資格所持:柔道整復師
  • 整骨院や鍼灸院などにて10年以上修行

整骨院などの勤務時代に、慢性腰痛以外にも腰痛が原因で寝たきりになってしまった方や、膝痛で歩行が困難になってしまった方など、さまざまな症例を経験。 症状の緩和だけではなく、痛みの「原因」に対する施術でその場しのぎではなく「根本的な改善」をご提案いたします。

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