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内耳の血流を良くするツボ7選|耳鳴り・めまいを和らげる押し方とセルフケアを解説

①内耳の血流を良くするツボとは?期待できる効果を解説

内耳の血流が悪くなると起こりやすい症状

「最近、耳鳴りが続くな…」「ふわっとしためまいを感じることが増えた」。そんな症状があると、「内耳の血流が関係しているのかな?」と気になる方も多いのではないでしょうか。

内耳は、音を聞き取ったり体のバランスを保ったりする大切な器官です。その一方で、とても細い血管から酸素や栄養を受け取っているため、血流の影響を受けやすいと言われています。

血流が低下すると、耳鳴りやめまい、耳が詰まったように感じる耳閉感、聞こえにくさなどが現れることがあるとされています。また、「歩くとふらつく」「まっすぐ立っているつもりなのに体が揺れる」といった平衡感覚の乱れにつながるケースもあると言われています。

もちろん、こうした症状の原因は一つではありません。加齢やストレス、睡眠不足、内耳の病気など、さまざまな要因が重なって起こることもあります。そのため、「血流だけが原因」と考えるのではなく、体全体の状態を見直すことが大切です。

なぜ血流が大切なの?

「どうして内耳は血流の影響を受けやすいの?」と思う方もいるでしょう。

その理由は、内耳には非常に細い血管が張り巡らされており、十分な酸素や栄養を運ぶ役割を担っているためと言われています。血液の流れが低下すると、内耳へ必要な栄養が届きにくくなり、本来の働きに影響を及ぼす可能性があると考えられています。

また、ストレスや疲労が続くと自律神経のバランスが乱れ、血管が収縮しやすくなることがあります。その結果、首や肩の筋肉が緊張し、耳周辺の血流にも影響を与えることがあると言われています。

「最近忙しくて寝不足が続いている」「肩こりがひどい」という方は、こうした生活習慣も関係している可能性があります。毎日の生活を整えることは、耳の健康を考えるうえでも大切なポイントです。

ツボ押しで期待できること

「ツボを押すと本当に内耳の血流は良くなるの?」という疑問を持つ方も少なくありません。

ツボ押しは、首や肩周辺の筋肉の緊張をやわらげたり、リラックスした状態へ導いたりするセルフケアとして古くから親しまれています。その結果、血流をサポートすることが期待できると言われています。

さらに、ゆっくり呼吸をしながらツボを刺激すると、心身が落ち着きやすくなり、自律神経のバランスを整えるサポートにもつながると考えられています。

ただし、ツボ押しだけで耳鳴りやめまいが改善すると断言できるわけではありません。あくまでも日常生活で取り入れやすいセルフケアの一つであり、医療の代わりになるものではないとされています。

もし急に聞こえにくくなったり、激しいめまいや強い耳鳴りが続いたりする場合には、セルフケアだけで様子を見るのではなく、早めに専門機関へ相談することが大切です。

② 内耳の血流を良くするおすすめのツボ7選

内耳の血流を良くするツボには、耳の周囲だけでなく首や手にあるツボも含まれます。「耳の近くを押せばいい」と思われがちですが、首や肩の筋肉の緊張を和らげたり、自律神経を整えたりすることが期待されているツボもあると言われています。

「どのツボを押せばいいの?」と迷ったら、まずは代表的なツボから試してみましょう。強く押す必要はなく、痛気持ちいい程度の刺激で続けることがポイントです。

風池(ふうち)

風池(ふうち)は、耳の後ろから首筋にかけてあるくぼみに位置する代表的なツボです。首や肩がこりやすい方にもよく知られており、内耳の血流を良くするツボとして紹介されることがあります。

「場所がわからない」という方は、後頭部の髪の生え際で、太い筋肉の外側にあるくぼみを探してみましょう。親指でゆっくり押し上げるように5〜10秒ほど刺激すると心地よく感じられると言われています。首や肩の緊張を和らげ、リラックスにつながることも期待されています。

翳風(えいふう)

翳風(えいふう)は、耳たぶの後ろにあるくぼみに位置するツボです。耳の近くにあるため、耳鳴りや耳の違和感が気になる方のセルフケアとして紹介されることが多いと言われています。

人差し指や中指の腹でゆっくり押すと、耳のまわりがじんわりほぐれるように感じる方もいます。耳周囲の筋肉が緊張しやすい方や、首のこりを感じる方にもおすすめされることがあります。

聴宮(ちょうきゅう)

聴宮(ちょうきゅう)は、耳の前、口を開けるとできるくぼみにあるツボです。耳の周囲にある代表的なツボの一つとして知られ、耳鳴りや聞こえにくさが気になる方に紹介されることがあります。

押すときは、口を軽く開けた状態で指の腹を使い、やさしく刺激するのがポイントです。力を入れ過ぎず、呼吸を止めないように押すことが大切と言われています。

聴会(ちょうえ)

聴会(ちょうえ)は、耳の前側で聴宮の少し下にあるツボです。耳周囲の血流をサポートするツボとして紹介されることがあり、耳の違和感を感じたときのセルフケアとして取り入れられることがあります。

おすすめのタイミングは、入浴後や首・肩を温めたあとです。体が温まった状態で押すことで、よりリラックスしながらセルフケアを行いやすいと言われています。

耳門(じもん)

耳門(じもん)は、耳の前側で口を開けたときにくぼみができる部分にあるツボです。顎関節に近い位置にあるため、顎まわりの緊張を和らげたいときにも紹介されています。

食いしばりや歯ぎしりの癖がある方は、耳のまわりの筋肉も緊張しやすいと言われています。耳門をやさしく押しながら深呼吸をすると、リラックスしやすくなることが期待されています。

完骨(かんこつ)

完骨(かんこつ)は、耳の後ろにある骨の少し下に位置するツボです。首から後頭部にかけての筋肉が硬くなりやすい方によく紹介されるツボと言われています。

デスクワークやスマートフォンの使用時間が長い方は、このあたりがこりやすくなります。完骨をゆっくり刺激することで、首や後頭部の緊張が和らぎ、自律神経を整えるサポートにつながるとも言われています。

合谷(ごうこく)

合谷(ごうこく)は、手の甲の親指と人差し指の骨が交わるあたりにある有名なツボです。耳から離れた場所にありますが、全身の血流をサポートするツボとして広く知られています。

「耳のツボだけ押せば十分かな?」と思う方もいるかもしれませんが、ストレスや疲労が続くと自律神経が乱れやすくなると言われています。合谷をやさしく押しながら深呼吸をすると、心身がリラックスしやすくなることも期待されています。耳まわりのツボとあわせて取り入れると続けやすいでしょう。

③ 内耳の血流を良くするツボの正しい押し方

内耳の血流を良くするツボは、押し方を意識することで心地よくセルフケアを続けやすいと言われています。しかし、「強く押せば効果が高まるのでは?」と思ってしまう方もいるかもしれません。実際には、力任せに押すのではなく、無理のない刺激を与えることが大切とされています。

また、ツボ押しは医療行為ではなく、あくまでも日常生活で取り入れられるセルフケアの一つです。正しい方法で行いながら、体調の変化にも目を向けることが大切と言われています。

押す強さの目安

「どれくらいの力で押せばいいの?」と迷う方は多いでしょう。基本は、「痛気持ちいい」と感じる程度の強さがおすすめと言われています。少し刺激を感じるくらいで十分で、我慢するほど強く押す必要はありません。

特に耳の周囲や首まわりは、血管や神経が集まっているデリケートな部分です。強く押しすぎると筋肉を傷めたり、かえって違和感が出たりすることもあるため注意しましょう。指の腹を使ってゆっくり圧をかけ、ゆっくり離すように意識すると心地よく続けやすいと言われています。

押す時間・回数

ツボ押しは長時間続けるよりも、短時間を繰り返すほうが取り入れやすいと言われています。目安としては、1か所につき5〜10秒ほど押し、そのあと力を抜く動作を数回繰り返してみましょう。

「毎日やったほうがいいの?」という疑問もありますが、1日数回程度を目安に無理なく続ける方法がおすすめです。仕事の休憩時間や家事の合間など、生活の中で続けやすいタイミングを見つけると習慣にしやすくなります。続けることがセルフケアでは大切と言われています。

より効果的なタイミング

ツボ押しを行うタイミングにも意識を向けてみましょう。例えば、入浴後は体が温まり血流が良くなりやすいため、リラックスしながらツボ押しを行いやすいと言われています。

また、就寝前に取り入れると、一日の緊張を和らげる時間になりやすいようです。さらに、ホットタオルなどで首や肩を温めたあとにツボを押すと、筋肉がやわらぎやすくなるとも言われています。「時間があるときにまとめてやる」よりも、毎日少しずつ続けることを意識するとよいでしょう。

ツボ押しをするときの注意点

ツボ押しは誰でも気軽に始められるセルフケアですが、体調によっては控えたほうがよい場合もあります。例えば、押した部分に強い痛みや炎症があるときや、発熱しているときは無理に行わないことがすすめられています。

また、「急に耳が聞こえにくくなった」「激しいめまいが続いている」といった症状がある場合は、自己判断だけで様子を見るのではなく、早めに耳鼻咽喉科へ相談することが大切と言われています。ツボ押しはあくまでも日常のセルフケアとして活用し、気になる症状があるときは原因を確認することを優先しましょう。

④ ツボ押し以外で内耳の血流を良くする方法

内耳の血流を良くするツボはセルフケアの一つとして知られていますが、それだけに頼るのではなく、毎日の生活習慣も見直すことが大切と言われています。「ツボは押しているのに変化を感じにくい…」という方は、首や肩の緊張、睡眠不足、運動不足などが影響していることも考えられます。

内耳は非常に細い血管から酸素や栄養を受け取っているため、全身の血流を整える生活を心がけることが、耳の健康を保つポイントになると言われています。ここでは、ツボ押しと一緒に取り入れたい生活習慣を紹介します。

首や肩を温める

「首や肩がいつもガチガチ…」という方は少なくありません。筋肉が緊張すると血流が滞りやすくなるため、首まわりを温めることがセルフケアの一つになると言われています。

おすすめなのは、40℃前後のお湯で濡らしたホットタオルを首や肩に数分当てる方法です。また、ぬるめのお湯にゆっくり入浴すると体全体が温まり、リラックスしやすくなるとも言われています。冷えが気になる方は、シャワーだけで済ませる日が続かないよう意識してみるのもよいでしょう。

首・肩のストレッチ

「血流を良くしたいけれど、何をすればいいの?」という方には、首や肩のストレッチもおすすめと言われています。特に、僧帽筋や胸鎖乳突筋、後頭下筋群は長時間のスマートフォンやデスクワークで硬くなりやすい筋肉です。

首をゆっくり左右へ倒したり、肩を大きく回したりするだけでも筋肉の緊張が和らぎやすくなると言われています。勢いよく伸ばすのではなく、「気持ちいい」と感じる範囲で続けることがポイントです。ツボ押しと組み合わせることで、よりリラックスしやすくなることも期待されています。

軽い有酸素運動

ウォーキングなどの軽い有酸素運動は、全身の血流を促す習慣として取り入れられることが多いと言われています。激しい運動をする必要はなく、20〜30分ほど気持ちよく歩く程度でも十分です。

「運動は苦手なんだけど…」という方でも、買い物や通勤で少し歩く距離を増やすだけなら始めやすいでしょう。適度に体を動かすことで血流をサポートし、自律神経のバランスを整えることにもつながると言われています。無理なく続けられる方法を選ぶことが大切です。

睡眠・ストレス対策

睡眠不足やストレスが続くと、自律神経のバランスが乱れやすくなると言われています。その影響で血流が低下し、耳鳴りやめまいが気になりやすくなることもあるようです。

「最近よく眠れていないな」と感じるときは、寝る前にスマートフォンを見る時間を減らしたり、ゆっくり深呼吸をしたりする習慣を取り入れてみましょう。好きな音楽を聴いたり、ぬるめのお風呂でリラックスしたりする時間をつくることも、心身を落ち着かせる方法としておすすめと言われています。

食生活で血流をサポート

毎日の食生活も、体全体の血流を考えるうえで大切なポイントです。まず意識したいのが、こまめな水分補給です。水分不足になると血液が濃くなりやすく、体内をスムーズに巡りにくくなることがあると言われています。

また、特定の食品だけを食べるのではなく、主食・主菜・副菜をそろえたバランスの良い食事を心がけることも重要です。さらに、塩分やアルコールを摂り過ぎる生活が続くと、体への負担が大きくなることもあるため注意が必要と言われています。毎日の小さな積み重ねが、耳の健康を支える第一歩になるでしょう。

⑤ 改善しない場合は要注意|病院へ行く目安と受診すべき科

内耳の血流を良くするツボ押しは、首や肩の緊張を和らげたり、リラックスしたりするセルフケアとして取り入れられることがあります。しかし、耳鳴りやめまい、聞こえにくさの原因はさまざまで、すべてが血流だけによるものではありません。そのため、症状が続く場合は「ツボを押して様子を見よう」と考えすぎず、早めに専門機関へ相談することが大切と言われています。

「この症状は様子を見てもいいの?」「病院へ行ったほうがいいの?」と迷う方も少なくありません。ここでは、来院を検討したい症状や考えられる病気、受診先、主な検査についてわかりやすく紹介します。

早めに病院を来院したほうがよい症状

「耳鳴りだから大丈夫」と思っていても、急に聞こえなくなったり、激しいめまいが続いたりする場合は注意が必要と言われています。特に、片耳だけに症状が出ているケースや、数週間セルフケアを続けても変化がみられない場合は、内耳の病気が隠れている可能性も否定できません。

また、めまいによって立っていられないほどつらい、吐き気を伴う、聞こえにくさが急に悪化したなどの症状がある場合は、できるだけ早めに耳鼻咽喉科へ相談することがすすめられています。ツボ押しだけで改善を期待するのではなく、原因を確認することが大切です。

内耳の血流低下と関連することがある病気

内耳の血流低下が関係すると考えられている病気には、突発性難聴やメニエール病などがあります。さらに、良性発作性頭位めまい症(BPPV)や前庭神経炎なども、めまいや平衡感覚の異常を引き起こす代表的な病気として知られています。

「耳鳴りがあるから血流だけが原因」とは言い切れず、加齢性難聴や自律神経の乱れなど、複数の要因が重なって症状が現れることもあると言われています。そのため、自己判断だけで原因を決めつけるのではなく、症状全体を確認してもらうことが大切です。

何科を来院すればよい?

「どこへ相談すればいいの?」と迷ったら、まずは耳鼻咽喉科へ来院するのが一般的と言われています。耳の中の状態や聴力、平衡感覚などを総合的に確認できるため、原因を探る第一歩になります。

めまいが主な症状の場合は、めまい外来を設けている医療機関を紹介されることもあります。また、必要に応じて神経内科で脳や神経の異常がないか確認するケースもあります。「耳だけの問題だと思っていたら別の原因だった」ということもあるため、症状が続くときは無理をせず相談してみましょう。

病院で行われる主な検査

来院すると、まずはいつから症状があるのか、どのようなタイミングで耳鳴りやめまいが起こるのかなどを詳しく確認する問診が行われます。その後、聴力検査や平衡機能検査、眼振検査などで内耳や平衡感覚の働きを調べることが多いと言われています。

「MRIやCTまで必要なの?」と不安になる方もいますが、これらはすべての人に行われるわけではありません。脳や神経の病気が疑われる場合など、必要に応じて画像検査が実施されます。原因を正しく把握することで、自分に合った対応方法を検討しやすくなるでしょう。

監修者情報

大島 景太

心身堂鍼灸整骨院・整体院グループ代表

大島 景太(おおしま けいた)

  • 国家資格所持:柔道整復師
  • 整骨院や鍼灸院などにて10年以上修行

整骨院などの勤務時代に、慢性腰痛以外にも腰痛が原因で寝たきりになってしまった方や、膝痛で歩行が困難になってしまった方など、さまざまな症例を経験。 症状の緩和だけではなく、痛みの「原因」に対する施術でその場しのぎではなく「根本的な改善」をご提案いたします。

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